NMNをマウスに投与し毒性を検査した結果、最大量を投与した場合も毒性は認められなかった。
2017年10月1日
一般財団法人日本食品分析センター 多摩研究所
検体について、OECD Guideline for Testing of Chemicals 420(2001)に準拠し、マウスにおける急性経口毒性を調べる。
5週齢のICR系雌雄マウスに約1週間の予備飼育を行って一般状態に異常のないことを確認した後、試験に使用した。検体投与用量として2000mg/kgを投与する試験群及び溶媒対照として注射用水を投与する対照群を設定し、各群につき雌雄それぞれ5匹を用いた。
投与前に約4時間試験動物を絶食させた。体重を測定した後、試験群には試験液、対照群には注射用水をそれぞれ20mL/kgの投与容量で胃ゾンデを用いて強制単回経口投与した。
観察期間は14日間とし、投与日は頻回、翌日から1日1回の観察を行った。投与後7及び14日に体重を測定し、Leveneの検定を行った、分散に差が認められなかったため、Studentのt-検定により群間の比較を行った。有意水準は5%とした。観察期間終了時に動物すべてを剖検した。結果として、以下の所見が認められた。
1)死亡例雌雄ともにいずれの投与群においても、観察期間中に死亡例は認められなかった。
2)一般状態雌雄ともにいずれの投与群においても、観察期間中に異常は見られなかった。
3)体重変化(表-1及び2)投与後7及び14日の体重測定において、雌雄ともに試験群は対照群と比べ体重値に差は見られなかった。
4)剖検所見観察期間終了時の剖検では、雌雄ともにすべての試験動物に異常は見られなかった。
当社NMN原料の放射性ヨウ素(I-131)および放射性セシウム (Cs-137, Cs-134)の分析をおこなった結果、いずれの放射性物質も確認されなかった。
2019年12月1日
一般社団法人 農民連食品分析センター
放射性ヨウ素 I-131
放射性セシウム Cs-137
放射性セシウム Cs-134
「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」(厚生労働省医薬局食品保険部監視安全課 平成14 年3月)、および文部科学省放射能測定法シリーズ「No.7ゲルマニウム半導体検出器によるγ線スペクト ロメトリー」(平成4年改訂)」、厚生労働省医薬局食品安全部監視安全課「事務連絡-検査における留意 事項について-(流水による洗浄)」(平成23年3月18日)、を基に、ゲルマニウム半導体検出器を用いた 放射性ヨウ素(I-131)および放射性セシウム(Cs-137, Cs-134)の測定を実施した。 核種の定量には、数学的効率作成プログラム「LabSOCS」による効率校正を使用した。
22回にわたるヒト検査で、NMNを3ヶ月間摂取することでサーチュインの活性に繋がることが示された。
2017年9月〜2020年1月
免疫分析センター株式会社
全血からRNAを抽出し、定量RT-PCR法により遺伝子発現量を測定する。
採取した検体(凍結全血2.5 cc)からRNAを抽出し、定量RT-PCR法によりサーチュイン遺伝子発現量を測定する。血液中の細胞を溶解しRNAを抽出し、RNAを逆転写し得られたcDNAを鋳型に定量PCRを行う。その際、B-actin遺伝子を内部標準として用い、SIRT1遺伝子発現量を相対定量する。試験では、SIRT1遺伝子発現量の異なる2種の細胞株をコントロールとして同時に測定する。また、複製サンプルのばらつき示すCt値(PCR増幅産物がある一定量に達したときのサイクル数)の変動係数(CV)は平均約1%である。
胃、舌下、腸の各部位NMN吸収効率を、血液内NAD+レベル測定により試験した。その結果、胃吸収を基準とし、舌下で1.1倍、腸で6倍の効率上昇が確認された。
2021年9月1日
株式会社StateArt(旧:先端バイオ医薬研究所)
胃、舌下、腸の各部位からのNMN摂取前後の血中NAD+の変化を測定する。
血清中の総NAD+/NADH量、NADH量およびNAD+量の定量および、NAD+とNADHの比率を測定する。抽出バッファーを用いて調製した細胞ライセートを加熱処理することにより、細胞内NADH量のみを定量することができ、別途測定した総 NAD+/NADH量からNADH 量を差し引くことで、細胞内NAD+量を求めることが可能となる。採血後に血清を分離し、限外ろ過にてタンパク質を除去した後、比色法にて総NAD+/NADH量を測定する。加熱処理によりNAD+は分解するため、血清中のNADH量のみ定量することができる。総NAD+/NADH量からNADH量を差し引くことでNAD+量を算出することが可能となる。
NMN(Nicotinamide mononucleotide)を細胞に添加すると、□ 陰性対照と比較し、チロシナーゼ活性阻害率が有意に増加した。□ 陰性対照と比較し、エラスターゼ活性阻害率が有意に増加した。□ 陰性対照と比較し、活性酸素種(DPPH)消去率が有意に増加した。上記より、NMN(Nicotinamide mononucleotide)は美白・抗老化・抗酸化を視野に入れた原料として可能性をもつと考えられた。
2018年7月1日
株式会社きれいテストラボ
・チロシナーゼ阻害活性
・ エラスターゼ阻害活性
・ 活性酸素(DPPH)消去
加齢した人の皮膚では、しみやしわやたるみなどの老徴が観察される。しみ、すなわち表皮におけるメラニン の蓄積にはメラノサイトにおけるチロシナーゼ活性が重要な役割を果たしている。また、しわやたるみの一因 である皮膚弾力(ハリ)の低下には、真皮線維芽細胞が産生する弾力線維(エラスチン)を分解するエラスター ゼ活性が関与していると考えられている。加えて、しわやたるみの原因の約80%は長期紫外線曝露による光老化であるといわれている一方、紫外線が皮膚に惹起する様々な現象は、活性酸素種を介していることが知られている。このため、光老化対策を考える上で活性酸素種の消去は重要な位置づけにあると言える。そこで本試験では、被験物質の、チロシナーゼ阻害活性・エラスターゼ阻害活性・活性酸素種(DPPH)消去能を評価し、 被験物質のアンチエイジング化粧料への活用の可能性を検討した。
NMN配合美容液塗布による皮膚の抗シワ評価するために単盲検非塗布対照比較試験を実施。乾燥小じわに対してどのような変化が見られるのか、シワグレード目視判定 (Trained Expert)、デジタル写真撮影(抗シワ試験)、シワレプリカ解析(3次元シワ解析)を 行った。
2020年12月16日〜2021年1月21日
2021年2月1日
株式会社 SOUKEN (臨床試験室)
・シワグレード目視判定(Trained Expert)
・デジタル写真撮影(抗シワ試験)
・シワレプリカ解析(3 次元シワ解析)
本試験では、NMN配合美容液塗布による皮膚の抗シワ評価するために単盲検非塗布対照比較試験を実施し、同意取得時の年齢が35歳以上、50歳以下の日本人女性(最初の観察日(ス クリーニング含む)に上記年齢を判断)、メザイク、アイテープなどの二重まぶた形成のための 商品を使用している場合、来所時に剥がす事が可能な者というエントリー基準を満たす者の中 から、目尻周辺に評価測定に影響を与えるような傷、イボ、吹き出物、火傷等がない者、シワ グレード(右目尻)が1.0 以上3.0以下の者、シワグレード(左目尻)が1.0以上3.0以下の者、 左右目尻のシワグレードの差が同程度の者(1.0 の差まで許容)という選択基準を満たす者23名を被験者として、ヘルシンキ宣言に基づく倫理的原則に準じて、 シワグレード目視判定 (Trained Expert)、デジタル写真撮影(抗シワ試験)、シワレプリカ解析(3 次元シワ解析)を 行った。
シワグレード目視判定では、群間比較において、シワグレード判定の項目で、塗布4週後に 塗布群と非塗布群の間で、非塗布群に対して塗布群が有意に低値であった。
以上の結果から、シワグレード目視判定では、値が小さいほうが結果が良好であるシワグレ ード判定の項目で、塗布群が非塗布群と比べて塗布4週後に有意に低値が認められた。よって、 NMN 配合美容液の塗布による皮膚の抗シワ評価については、その効果が認められた。
世界中で話題を集めているNMNは高価格原料という側面を持つため、本物のNMNだけを求める消費者ニーズが急速に高まっています。当社NMN製品は全て、有機化合物の成分分析に活用される高速液体クロマトグラフィー(HPLC)で解析した、原料真正テスト済みのNMNだけを使用しています。
第三者機関にて48時間閉塞パッチテストを実施し、合格しています。
2020年12月14日~2020年12月16日
2020年12月28日
株式会社SOUKEN (臨床試験室)
皮膚刺激性・感作性試験の実施法と皮膚性状計測および評価
日本人男女20名を対象に閉鎖法パッチテスト(観察期間3日間)を実施。24時間連続貼付による閉鎖パッチテストにおける皮膚刺激数は、NMN配合の当該美容液において0.0であり、安全品であった。
非営利団体「カラダ実験室」より50名の方にご協力いただき、3ヶ月検証を実施。水分量チェックや、肌変化などを約90日間に渡って検証しました。お肌の悩み12項目5段階評価で表した「被験者の肌へのお悩み度」が、平均2.3ポイント下がっています。
2021年2月1日〜2021年4月30日
カラダ実験室
NMN含有の美容液を3ヶ月間、スキンケアとして使用した際の肌状態の変化の検証
検温、肌水分量の計測、肌の状態を90日間にわたって計測し、撮影。
肌悩みの12項目において、悩みレベルの改善ヒアリングを実施。
<肌悩み12項目>
しみ、しわ、たるみ、毛穴、ほうれい線、目の下のクマ・くすみ、ニキビ、乾燥、赤ら顔、テカリ、そばかす、血色・くすみ
塗布条件:洗顔後タオルドライした肌にスキンケア剤として塗布。朝晩2回塗布。
撮影条件:一定時間及び一定光量を意識。検証初日から4回にわたって撮影
外部要因:気温、湿度をチェックシートに記録
内部要因:体温、肌水分量、体調面のサイクルをチェックシートに記録
当社製品は医薬品の衛生管理を基に作られたGMP基準認定工場で製造を行っています。原料〜出荷に至るすべての過程で、製品を安全に製造し、一定の高品質を保つことで、安心品質のNMNをお客様にお届けしています。
当社で使用しているNMNは、Self-Affirmed GRAS認証取得済みです。Self-Affirmed GRAS認証とは、米国食品医薬品局(FDA)が定める基準に従い、「食品に使用して安全であるか」を米国内の毒性の専門家により客観的に評価する制度です。米国に向けて食品輸出をする際は本認証をクリアすることが求められます。従って、米国の制度でも、当社NMNの食品への使用が安全であると評価されたことを意味します。